中津市ー寛永17年(1640)開業から現代に続く「村上医家」
- 九州で初めて解体を行った「村上玄水」
- 村上家の祖は村上天皇第6王子。豊前仲津郡の領主となり、その後仏門に入って浄喜寺(行橋市)を建立、そして仏門から5代目で医を学び寛永17年(1640)中津市の現在の場所に開業しました。医家となって7代目である村上玄水は蘭学を学んで文政2年(1819)に市内で50名ほどの門下生と共に九州で初めての遺体解剖を行い「解剖図説」を書いた事が知られています。
- 高野長英が潜伏していたと噂される蔵。
- シーボルと事件でお尋ね者になった高野長英が約40日滞在したとの噂が語り継がれています。と言うのも長英の所蔵品であるシーボルトの治療記録を玄水が書き写したものが残されており、長英の滞在時期と一致するのだそう。蘭学の未来を語り合う歴史的人物達を想像できる資料館です。
- レトロ感あふれる景観が魅力
- 診療所や薬局が保存されておりレトロ感溢れる写真が撮れます。ただし公開は個人のSNS等のみで許可されており、基本的には申請許可が必要との事でした。写真の公開については施設窓口でご確認ください。
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[作成]2018年6月04日