「滋養亭」大正の人気駅弁屋
大正時代の駅弁屋『滋養亭』
- 『客車驛賣辯當(駅売弁当)』は駅弁の事
- 停車場と呼んでいた駅前で仕出屋を構えていた『滋養亭』さんは駅売弁当(駅弁)で鉄道の利用者に知名度の高いお店でした。平成18年(2006年)まで駅のホームで「しゃこ寿司」「幕の内弁当」「かしわめし」などの弁当を販売されており(※昭和後期の情報)中でも「かしわめし」は行橋駅の名物になっていたと伝えられています。駅売りを止めた後も小松の弁当屋と呼ばれ親しまれました。
- 駅前の都市計画にかかり家屋を移動
- 昭和に入り駅前開発で建物が道の中央に位置していたため、家を土地から浮かせレールに乗せて移動する「曳家(ひきや)」により90度転回させて現在の場所に移りました。このお陰で現在も古民家として残っており貸し店舗となっています。
<所在地>
福岡県行橋市中央3丁目2-22現在は「お食事処 若水」様が入居
マップ
PHOT
[作成]2020年11月10日