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第21回 東京の運転と九州の運転

都会の運転と田舎の運転

画像モラル(道徳・論理・習俗)やマナー(行儀・作法)が、道路を走ったり、電車を利用したり等、特に公共の場でのそれらが、東京と田舎では違っている。 最近はテレビやインターネット等の情報化により、昔程ではなくなったが、まだ少し差が有るように思える。
とにかく東京は人が多すぎるので、皆んなが“暗黙のルール”を作り、それを常に守らなければ、全員が迷惑を破る事に成るのです。だから電車を待つにも“ちゃんと”列を作りエスカレーターを右側を一列空けて… 本当によくルールを守っている。少しでもルールを無視したりすると大変です。その場にいる人々の軽蔑するような“視線”を感じます。何も田舎のように「ダメよ、そんな事したら」とか注意しなくても”皆んなの視線”が東京には有ります。 車の運転にも“暗黙のルール”が有ります。特に感じるのは、2車線以上ある道路で車線を変えようとする時の車間距離です。この時の“間合い”(距離とスピードの差)で「アッ、やられた」上手な人と思われるか「この野郎…」下手な人(田舎物)と思われるかが決まるのです。本当にキビシイ社会です。反対に九州や京都では、少しルールを越えて“ちょっと無茶な事”をする人が上手な人と錯覚している風潮が有るように感じるのは私だけでしょうか。『粋き』とか『洗練』と『無骨』や『野暮』の違いか。

 

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