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第31回 乗せた人に不安を与えない運転

コップに入れた水が溢れないくらい

画像自分だけで乗る運転と人を乗せた時の運転は変える必要があります。 それも、乗せる人が家族の場合と他人でも違ってくるし、車に酔う人の場合でも異なります。自分が助手席に乗っていて1番感じる事は、ブレーキのタイミングが自分よりも遅い(直前でブレーキを踏む)人が多いという事です。 自分ではいつもの通りと思っていても、同乗者としては「大丈夫かな?」と不安を持つのです。人を乗せた場合は少し早めにブレーキをかけて弱く、長くブレーキをかける様にしてください。そして最後の1mくらいは、ブレーキを離し惰力だけで、いつ止まったのかわからない様にすると気持ちが疲れません。 また、車に弱い人を乗せた場合は、とにかく車を揺らさない様にしなければなりません。 加速する時もブレーキをかける時もハンドルを切る時も、徐々に長い距離をかけて行うようにして下さい。(車内にコップに入れた水が溢れないくらい)本当のプロフェッショナルはアクセルワークによって車を水平に保つ様に出来ます。(道路の凸凹によって、車の前が下がるときは加速して、前があがるときはブレーキ(足とエンジンブレーキ)をかけたり、コーナーで横に傾いたり、横転を防ぐためにアクセルを踏んだりします。

 

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