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第10回 観で見る

前をよく見る事は必要ですが…

画像安全運転をするために、よく「どこを見ているの!前をちゃんと見なさい。」と指導したり、注意したりします。確かに、前をよく見る事は必要です。 では「前をよく見る」とは、どこを、どのように見るのかがはっきりしません。人は目で物を見たり、景色を見たり、テレビを見たり、本を読んだり、様々な見方をします。その見方は漢字で表すと「見」「観」「視」「看」「診」…見る目的によって見る方法が異なります。
では実際に運転する場合の見る目的は何ですか?
@信号の色は青か赤か?
A道幅は大丈夫か?相手と離合出来るか?
B前者との車間距離は良いか?
Cどちらの車線の流れがスムーズか?
Dこの道はどこへつながっていて、このままで良いのだろうか?

最後に、どこからともなく何かが急に出て来たらどうでしょう? @〜Dは自分の中に見るという意識が在ります。意識して物を見るときには目の焦点が一点に集中します。この見方は「見る」や「視る」という見方で、見る物だけが見えて、他の周りのものは見えなくなるのです。 運転にとって最も大切な見方というものは、見えない危険なものが突然出て来た時に、一瞬のうちに(反射的に)、自動的に見えるような見方をする必要が有るのです。 上記のBの「観」で見ると突然の何かに瞬時に反応できるのです。 空手の試合の時、相手の目を見るのではなく全体をボーッと観て見ると少しの動きに反応できるのです。 運転時の見方にAとBの状況に応じて行っているのです。あまりマジメに見ないほうが良い。
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