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第12回 雪道の上手な走り方

その2<FFとFR>

画像「上手な運転」にとって、車の構造をよく知っておく事が重要な要素です。
最近の車の大半はFF車です(軽〜中級の乗用車まで) 「FFって何?」と言う人が、たまに後輪にチェーンを巻いたりしている事があります。
エンジンが(Front)前に有って、駆動輪(車を動かすための輪)が前(Front)両方とも(F)rontにあるのでFF車といわれているのです。だから、チェーンは前輪につけなくては意味がないのです。 又、一般的に「FF車は雪道に強い」と言われる事が有りますが、半分正しく、半分間違いです。 正しい理由は、進む時には前から「引張る」から強いのですが、逆に止めようと(エンジンブレーキで、シフトダウンして)すると、後輪がスリップしやすく弱いのです。 テーブルの上で、小さな物をひもで「引張る」時、ハシで「押す」場合とどちらが真っ直ぐ進むかを考えれば解ります。 FF者の場合、加速する時はA(引張る)から強く、エンジンブレーキで減速しようとすると、Bの状況(前から後ろ向きに「押す」)の様になって危険なのです。 減速しようとする時は自分の車の後方から、誰かが大きなゴムのようなもので「引張って」くれるようなイメージで止めようとすれば、車は正しく止まります。 FF車の場合は減速しようとする時には、エンジンブレーキよりも、サイドブレーキ(後方からのゴムで引張るイメージ)で頭のノブを手で押さえたまま、こまめに調整した方が効果的です。 FR車はFF車の逆で、進めは「弱い」が止まれには強い。安全を考えればむしろこちらの方かもしれない。しかも、ギアを自分でコントロールできるマニュアル車の方が雪道には強い場合が多いと思う。
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